がう点滴終了。そして新たな可能性
先日(16日)で、がうの毎日の点滴を終了にしました。大事に確保していた血管も、もう1週間にもなるので、そろそろ止めたほうが良いでしょうとのこと。
そして、前に4分割してもらっていた栄養剤とは違う栄養剤を処方してもらいました。大きなカプセルで飲みにくそう(汗 今日から飲ませます。
昨日、血液検査をしてもらったところ、なんと、肝臓の数値が大幅に改善されていました!!
これからは、毎日の肝臓のお薬投与、栄養剤投与、肝臓疾患用のカリカリを中心に、悪くならないように見守ることになりそうです。
さて、先生からは、「FIP」の可能性を指摘され、現在血液検査中です。FIPについて検索したところ、ドライタイプというのに症例が似ている気がします。FIPだとして、治る治療はできないのですねーorz
がう退院!
がうが退院しました!!
今はよく眠っていますzzz。
昨日、今日と点滴をしてもらった結果...足腰はかなり改善しました!
腰の位置をかなり高くして、普通に立つことができるし、まだがに股だけどそれなりのスピードで歩くこともできます。まだUターンするときなどにバランスが取れずに転んだりしますが、だいぶ良くなったように見えます。
腰の位置とスピードのせいで、転び方も派手なんですけどね(*_*)
昨日した点滴は、脳圧を下げる薬、炎症を抑える薬(ステロイド)、それに栄養剤。今日は脳圧を下げる薬、...あとステロイドではなくなんだったか忘れてしまった...、それに栄養剤です。
いろんな点滴のうち、何が効いたのかがわからないのですが、先生のお話では、ステロイド剤が効いたのでは?とのことでした。効果は2〜3週間なので、2〜3週間後にもし悪くなってしまったら、本当にステロイドのおかげということになります。。
強い薬なのでしょうし、ずっと与え続けるのは避けたいのですが。
もっとも、肝臓のお薬のおかげで肝機能が戻れば、きちんとビタミンが生成できて、良くなるかもしれません。
明日から、毎日栄養剤を点滴してもらいに行く予定です。
わかっていることとわからないこと
昨夜、電話で先生から、がうの病気の可能性について聞いてから、ひそかに大きな決意を固め、そのことをここのブログに吐き出したのですが....、今日、CTとMRIを終えて帰ってきた結果は、ふたたびそれを覆すほどの衝撃的なものでした...........。
結果は...
よくわからんw
というものです.....。
実は先日、先生より、
- 肝機能の数値に加えて、リンパ球の数値がとても高い
- FIVキャリア
ということを聞き、リンパ腫瘍の可能性があると教えていただきました。
癌と戦うにしても、FIVだと通常の抗がん治療ができない場合もあります。先生から、Quality of Lifeという言葉を教えてもらいました。ゆうべはひとしきり、「がうの幸せ」について考えてしまいました。
そして今日。徹底的にレントゲンをとってもらった結果が、上記です。
つまり、脚がうまく動かせないという症状、または肝機能やリンパの数値が悪いことの原因は、わからなかったのです。
もちろん、癌でもなく。
わかったことは以下のとおりです。
- 内臓、神経、骨髄に異常は見られない。癌もヘルニアもない。
- 脳の「しわ」が深い。脳髄液が多い。でも水頭症というほどではない。
- 脳に出血はない。
脳の状態がちょっと芳しくないようです。
今日のMRIは非常に時間がかかり、いままでにないほど長時間麻酔をしていないといけなかったそうなのですが、覚醒の最中にがうは、「胸をそらせて、首から前足にかけて身体をこわばらせる」という状態になり、先生を心配させたようです。これは、脳の状態が危険なときにある状態のようです。今までにそういうことあった?ときかれたのですが、がうが寝ぼけているときにちょっかいを出すと(出すなよ...)、しょっちゅうそのようなことをすると思うのでそう伝えました。わたしは激しく寝ぼけているだけだと思ったのですが....。良くないのですね。
まだ、これからほかの専門医さんに調査を依頼したりして、様子を見ないといけません。
今、がうは入院中です。検査治療ということで、脳圧を下げる点滴を受けてみています。これで改善すれば、万々歳なのですが。
肝臓対策の薬とごはんは続ける予定です。
買い物
がうのOB対策に、いろいろ買って来ました。
床に敷くためのペットシーツ。それでもじゅうたんの上にしてしまったときのために、オシッコ汚れを取るためのスプレー、それに、OB専用の協力消臭スプレー、さらに、赤ちゃん用の石鹸。
がうは今朝も、おしっこを床にしてしまったうえに転んで、下半身が自分のおしっこでびしょぬれになりました。
がうは惨状を訴えるために、寝ているわたしの顔の上に乗っかりお腹をのせたり、ビタビタのしっぽをほっぺたにつけたりしてきたのですが、寝ぼけていたわたしはそのまま熟睡。たぶん数時間は、がうはおしっこで濡れたまま過ごしたようです。。。
つーか、ベッド!!わたしの顔!!!(笑)
床のおしっこは新聞に染みこんでわからなくなりかけていたのに、がうの身体のおしっこは、舐めるに舐められずに、そのままでした。
目が覚めてすぐに、もちろんがうを石鹸でジャブジャブ洗いました。
これで3〜4回目だと思います。あんまり短い期間にシャワー浴びすぎです。石鹸の匂いなど、猫にはキツすぎる気がして気がかりでした。
で、今日は猫用のシャンプーも探したのですが、あるのは犬用ばかり。猫用のはノミとりをうたったものだけでした。
がうにノミはいないのに、ノミとり用なんて、無駄に強力な気がしました。
そこで、1号の素晴らしいアイデアをもらいました。人間の赤ちゃん用なら、無香料で肌にも優しいお!!!
すごくよさそうです。容量は人間大人用の半分、値段は人間大人用の倍してますよ(笑)良くないわけありません。
これで、いつおしっこでびしょびしょになっても大丈夫です。いや、できれば避けて欲しいけど...。
がうの病気は...
その後、先生に連絡を取り、明日の精密検査は予定通りしていただくことになりました。
MRIだけでなく、CTもとる必要がありそうです。
まだ、きちんとわかったわけではないのですが、ちょっと難しい病気かもしれません。
本当にその病気か、また、そうだとして、どうやってその病気とつきあっていくか、これから先生と相談して決めていかないといけません。が、がうとわたしにとって恵まれていることもたくさんあります。
- まず、今のところ、がうは元気で苦しんでいないこと。
多少動きが思い通りになっていないし、そのことで本人も気になったりストレスになったりもありそうですが、だいたいはいつもと同じにすごしています。
- がうは生来性格が陽気で前向き。
- わたしもがうも先生を信頼できていること。
これは大きいです。先生はすごく良心的で、親身になってくれます。専門的な話でも全て教えてくれます。他の専門医と相談し、こういう意見もあると教えてくれます。なにより、がうのことを一番に考えてくれます。
わたしは先生の判断にお任せしようと思えます。
- それに、わたしはがうとの気ままな2人暮らし。余るほどじゃないけどお金はたくさんあります。
がうに必要な治療費は、惜しみなく出せると自信を持って言えます。
がうは本当はどんな病気なのか、これからどうするのか、まだ全然わかりません。
これから先ずっと15年くらいは何も変わらずに健康でいてくれると100%信じていたのが、そうもいかないらしいということだけはわかりました。今も目の前で、気持ちよさそうに寝ているところを見ると、まだ信じられませんが...。
なによりも、がうの幸せを一番に考えられたらいいなと思います。
がう、肝機能障害
昼過ぎに、病院から「血液検査の結果、肝機能の数値が異常」との連絡をいただいたので、終業後に再検査していただきました。
通常の開業時間を大幅に超えてみていただいて感謝です。。
再び採血し、肝機能についての数値を詳しく出してもらいました。
赤いマスクをし、首筋に注射をします。
が、がうはびくびくと抵抗し、身体を動かしてしまいます。
危険なので、首はあきらめ腕にしました。
猫の細い腕からは、少しずつしかとれません。
ほんの少し採るだけなのに、ずいぶん時間がかかりました。
最初に暴れるからだよ、がう...。
さて数値ですが、やはり異常とのこと。
しかも、病院始まって以来の最高値を記録したそうです;
これでは、MRIの中止も危ぶまれる感じで、向こうのドクターとも再度打ち合わせる必要があるそうです。
そういえば、がうを最初に病院に連れて行き、血液検査をしてもらった結果でも「肝臓の数値がやや上がっている」と指摘していただいていました。
こんなになる前に、このことを思い出して、血液検査をまたしてもらえば、早期発見できたかもしれないことが悔やまれます;;
ひとまず、胆汁をよく出す薬と、肝臓の細胞を再生する働きのある薬の2種類を処方してもらいました。
更に、肝臓病用のフードが良いとのことなので、数日分の試供品をいただき、とりよせてもらうことにもなりました。(ダイエットフードは肝臓に負担だそうです。ごめんよがう)
薬は1日1錠ずつ。噛まずに飲ませます。がうはすんなり飲んでくれました;;食いしん坊がこんなところで役に立つとは思いませんでした。
こんなに数値が異常なのに、毛艶も良いし食欲もあるし、全然肝臓が悪いように見えないんだけど。。
肝臓が悪いことが原因で栄養が作れず、結果腰が抜けているということならば、肝臓を直すだけで足腰も改善するかもしれません。
この構図なら、栄養剤でなんだか元気になったのも納得です。栄養剤も飲ませ続けます。