(12月30日)がう、長旅をする


がうをリュックに詰めて、特急列車に乗りました。
時間がぎりぎりで、ちょっと走ったりもしたので、がうは相当驚いたようです。
全く鳴かず、おとなしくちぢこまっていました。


東京駅で、同じリュックを持った人を2人見かけました。
色も全く同じリュックからは、アメリカンショートヘアらしき大きな猫が、
顔をメッシュにくっつけて激しくないていました。


列車は空いていて、がうも1席占領できました。
本当におとなしかったです。
おかげで改札の車掌さんにばれずにすみました。


家につくと、わたしの部屋に入れました。
がうはずいぶんびくついて、尻尾を下げておどおどと周りをかぎまわりました。
ちゃろがよく座ったり寝たりしているらしき場所は
特に念入りににおいをかいでいました。
母が「余計なトイレがあるから準備しておいてやる」と言っていたのに甘えていたら、
ちゃろの使いかけの古い砂の入ったトイレでした(泣)。
がうはそこがトイレだとすぐに理解したようでしたが、
恐ろしくて使えないようでした。


夜、わたしが布団に入ると、いつものように潜ってくるのですが
よほどこわいのか、どんどん潜っていき
足の側から外にでてしまうくらいでした。


ゴロゴロもせず、噛みもせず。
わたしに頼っているのですが、緊張はとけないようです。