母、がうに会う

hoji_gau2005-10-15

わたしの両親は千葉の実家に住んでいるのですが、母はときどき東京見物に訪れ、交通の便がいいわたしのうちに泊まります。
昨日は上野の美術館に行き、兄のライヴを聞きに行き、そしてうちに泊まりに来ました。


そして、がうと初対面!


母はとりあえずなんでも「やめておきなさい」といいます。
自分はやたら楽天的なくせに、子供がなにかしようとすることには嫌にマイナスなことを言う人です。だから、独立した今は、なにかするまえに母に相談するということはまずありません。全部事後報告です。
引っ越ししたんで。
外国旅行したんで。
もうやっちゃったからよろしくってかんじで。


がうを飼うと心に決めたときも、直前に実家に戻っていたときには内緒にしていました。
母自身はもう忘れているでしょうが、実際、その帰省中に「やたらに猫なんか飼うんじゃないよ」と言い捨てたのをしっかり聞いて、既に打ち明けていた兄と顔を見合わせたのでした。
やっぱ内緒だね。と。(笑)


まあいちおうそんな母でもわたしの自立心は認めてくれているようなのでできることなのですが。


そして母はゆうべわたしの部屋に来て、いきなりがうとご対面しました。
えええーっ、あんたどうするの?大丈夫なの?お正月とかどうすんの?
と最初はマイナスな言葉を発していた母ですが、すぐにがうちゃんのかわいさにヤラレました。がうも賢いもんで、母にはとびきり愛想良くしていました(笑)
しめしめ。計画通り!!


しかし、がうって名前にはご不満なようで、勝手に「らいちゃんがいいよ!らいちゃーん!」なんて言い出す始末。
らいちゃんというのは、昔実家で飼っていた黒猫の名前です。
あ、ほら、らいちゃんて呼んだら耳をこっちに向けたよ!
と喜ぶ母。やめてくれ!らいちゃんになっちゃうじゃないか!


一週間の仕事で疲れていたわたしはぐっすり寝てしまい、朝もなかなか起きれなかったのですが、早起き老人の母は、ひとりでがうちゃんとあそんで写真をたくさん撮っていたようです。


お正月とかどうすんの?という母に、連れて行っちゃおうかなと言うと、うん、いいよと母。
お正月は日帰り帰省と思っていたわたしは、いまや逆に連れて帰る気マンマンです。実家にはチャロという初老のヒマラヤンがいますが、もしかしたらいい友達になれるかもしれません。