ねこまんまを作る

わたしはあまりキャットフードを信じていません。
だって、人間に必要な栄養素だってまだ全然確定していないのに、
猫に対してこれを食べれば絶対大丈夫って餌を作れるわけがない。
たとえると、毎日三食カロリーメイトを食べているようなもの。。


わたしは料理があまり得意ではないので、がんばって作ってもせいぜい週3回くらいです。
特にここ数週間はすっかりサボって、実家にいる間以外は100%外食でした。
がうちゃんが来たら、きちんとご飯作るようになるだろうと思っていましたが、
やっぱり楽チンなほうに流れてしまうわたし。
がうちゃんにおいしいねこまんまをつくるぞーって意気込みで
このブログのタイトルを「がうまんま」にしたのに。
子猫には子猫用のごはんが身体にいいっぽいし!といいわけして、
がうちゃんにも既製品のキャットフードばかりあげています。


猫の飼い方の記事を読むと、特に雑誌では、
「栄養を考えて作られているので、キャットフードだけで大丈夫!
むしろ人間と同じごはんでは塩分やなにやら猫に不要な栄養が多すぎ」
みたいに書いてあります。


獣医さんは更に極端で、「キャットフードを1つに統一すると、
うんちが同じになるから健康管理が楽」とアドバイスされる始末。
これはそもそも飼い主の都合にあわせたアドバイスなので、
獣医さんが間違えているかどうかを考えるつもりもないのですが


キャットフード不信とはいえ、
昔と今とでは、環境も飼い方の常識もすごく違うから、
「昔の猫は残飯で育ってたからがうも残飯で大丈夫」とは思えません。
外に出せないから、運動不足にもなるし、雑草や虫を食べることができない。だから抵抗力もぐんと弱いでしょう。
それにほかの猫と育っていないから、猫にとって常識的なことを知らないかもしれない。たとえば毛づくろいのポイント、怪我したらどうしたらいいかetc。がうちゃんはつめとぎさえあまり上手じゃないし。
猫って、親から受け継ぐ文化が多い動物だと思うのよね。


でも、なるべくノミ取りの薬やワクチンを投与したりしながら、獣医さんにこまめに診てもらって、抵抗力や病気に関してはフォローできると思うんです。


だから、がうちゃんには、昔の実家の幸せだった猫たちと同じくらいに、豊かな食生活を送らせてあげたいな〜なんて思っています。
(ごめん!今は豊かなキャットフード生活だ〜)


そう、実家の猫は贅沢だった。
魚のアラを煮て、ごはんと混ぜて、上には煮干しをトッピング。
ハムやチーズ、いろんなおやつも食べていたな。


塩分糖分を控えないといけないのは人間と同様。
だけど、にぼしやかつぶしがいけない、キャットフードが栄養万全なんて
それはとうてい信じられないのです。